結果を出せる人・出せない人

結果を出せる人と出せない人には、考えに大きな違いがあります。
 

結果を出せる人は、やるべきことが非常に明確になっていて、
やるべきことに沿ってひたすら行動を続けます。
 

あれもこれも手を出さず、「これだ」と決めたものだけに注力していきます。
 

一方で、結果を出せない人は、何かやっていることがあったとしても、
すぐに新しいことを始めたがり、実際に始めます。
 

新しいことを始めてしばらくするとまた新しいことを始める。この繰り返しです。
何でもかんでも自分でやろうとするのも、結果を出せない人に多い考え方です。
 

解説動画

何が重要かを見極め、捨てる

結果を出せるか出せないかの違いを簡単に言うのなら、
「重要なことを見極めて、捨てることができるか」だと僕は思っています。
 

「捨てる」ことは非常に勇気のいる行為ですが、捨てて、
本当に重要なことだけに時間・労力を注ぐことで圧倒的に質が高まります。

 

仮に持っているエネルギーが100だとしたら、それを5ずつに分散させるよりも、
1点、2点に集中させた方が早く結果が出ることは目に見えています。
 

分散させると結果が出るまでに時間がかかるだけでなく、
モチベーションの低下にも繋がるため、途中でやめてしまうという事態にもなりかねません。
 

重要なことは意外と少ない

じっくりと考えていただくと、
きっと思うはずですが、重要なことは意外と多くありません。
 

あなたにとって本当に大切な仕事は何か、
本当に大切な人は誰か、たっぷりと時間を作って考えてみてください。
 

与えられた仕事を全てこなそうとして残業している
タスクが多すぎてどれから手をつけていいかわからなくなっている
 

職場での飲み会に週に1度は参加している
決まってメンバーで同じような話ばかりをしている
 

楽しいことでも、目標を達成するために(結果を出すために)
不要なことであれば、時には切り離すこともしなければいけません。
 

習慣を変えることはつらいことですし、簡単なことではないと思います。
 

ですが、本当に結果を出すことにフォーカスするのなら、
一時的でも構わないので、「楽しいか楽しくないか」ではなく、
 

「目標達成のために必要か不要か」という基準で選択することが必要になります。