夢を語る効果を最大限に高める方法

あなたが夢を語ったとき・・・
目の前の人の反応は大きく分けて2つでしょう。
 

1つ目は、「ふーん、頑張ってね・・・」というパターン。
そして2つ目は、「すごい!オレも応援するよ!」というパターン。
 

あなたが夢を語ったとき、
目の前の人の反応はどちらに近いでしょう?
 

と、いうことで今回は、
「夢を語る効果を最大限に高める方法」
というテーマで記事を書いていきたいと思います。
 

ビジネスをしている人はもちろん、
自分の味方を増やしていきたい人はしっかり理解してくださいね!!!
 

解説動画

基本の3つの視点

まず、夢を語る時に知っておくべき、
「基本の3つの視点」という概念を抑えていきましょう。
 

その3つの視点とは、
・自分視点
・相手視点
・世界視点

です。
 

そしてまず、あなたが考えなければならないのは、
「今まで自分はどの視点で夢を語っていただろうか?」ということになります。
 

ちょっと例を出して見てみましょう。
 

自分視点で語られる夢とは例えば、
「お金持ちになってマイホームを一括で購入するんだ!」など。
 

相手視点で語られる夢とは例えば、
「あなたを幸せにすることが私の目標なんです!」など。
 

世界視点で語られる夢とは例えば、
「世界を平和にするために私は活動しています!」など。
 

あなたはいつもどの視点で夢を語っていますか?
 

そして、一番それを聞いた相手の心に響くのは、
どの視点で夢を語ったときでしょうか?
 

正解は・・・・

正解の前にまず、1つ1つの視点を
もう少し詳しく見ていきたいと思います。
 

自分の視点で語った場合、それを聞いた人は、
「自分とは関係ないな」という感情を抱くのが普通ですね。

 

なので「ふーん、そうなんだ」となりやすいです。
(※そして、多くの人はこの視点で語ってしまいます。。)
 

では、相手の視点で語った場合はどうでしょうか?
 

一見、良さそうに見えますが、それを聞いた人は、
「なんかうさんくさくね?」と感じたり、「ほんとに?」と感じてしまいがちです。

 

特にビジネスの場において
「あなたを稼がせることが私の使命です!」なんて言ってしまったら、
「いやいや、そうやって金を搾取したいだけじゃん!」と完全に信頼0ですね。。
 

じゃあ最後の世界視点はどうでしょうか?
 

これはあまりにも目標が大きすぎて
「お、おう、がんばってね!汗」となりがちです。。。
(※内心では「コイツ何言ってんだ?」と思われがち)
 

では、理想は何かというと、
「自分視点、相手視点、世界視点の全ての視点を含んで夢を語る」ということなんです!!
 

難しい場合は、
自分視点と世界視点を含んだ夢の語り方を練習しましょう。
(※だいたいの場合、相手視点は世界視点に含まれるため)
 

ストーリーテリング

視点以外に夢を語る時に気をつけること、
それは、「ストーリーで語る」ということです。
 

もっと噛み砕いて言えば、
「過去、現在、未来を繋げて夢を語る」ということになります。
 

多くの人は、「現在と未来」だけで夢を語ってしまいます。
例えば、「今、ボイトレに通っていて、将来は歌手になりたいんです」等。
 

しかしながら、これではあまり響きません。
では、どうすればいいかというと、「過去」をしっかり語ることが重要なんです。
 

例えば、「過去に実はイジメを受けていて、その時に聞いた○○という曲に励まされたんです。
だから今、私も歌で多くの人を励ましたいと思ってボイトレに通っていて、
将来は歌手になりたいんです。」といった感じで。
 

さっきより、こっちの方がより心に響きませんか?
 

じゃあ、どうすればあなたの過去を掘り返せるか?
それにはたった1つの質問をすればいいんです!!!!
 

それは
「なぜ、あなたがそれをやるのか?」という質問です。
 

「なぜ、あなたがその夢を叶える必要があるのか?」
これを考えた時に、あなたは過去に目を向けるはずなんです。

「過去→現在→未来→改まった過去」

3つの全ての視点を含み、「過去→現在→未来」で夢を語る。
そうすれば以前よりかなり、相手に感心を持ってもらえるようになります。
 

そしてそれができたらさらなるシナジーを加えましょう。
さっきの歌手になりたい人の例で説明したいと思います。
 

「過去に実はイジメを受けていて、その時に聞いた○○という曲に励まされたんです。
だから今、私も歌で多くの人を励ましたいと思ってボイトレに通っていて、
将来は歌手になりたいんです。」
 

これにさらなるシナジーを加えると・・・
 

「過去に実はイジメを受けていて、その時に聞いた○○という曲に励まされたんです。
だから今、私も歌で多くの人を励ましたいと思ってボイトレに通っていて、
将来は歌手になりたいんです。
 

今、こうやって夢に向かって頑張れているのは、あのときにイジメを受けたという辛い過去があったからでしょう。当時はもちろん辛かったのですが、それが無かったら何も打ち込むことがなく、なんとなく生きていたのかもしれません。だからあの経験は今考えれば、とても良かったものだと思います。」といった感じです。
 

まとめると「過去→現在→未来→改まった過去」
という流れを意識するということになります。

 

これができればきっと、
あなたも今よりもっと多くの人から応援されると思います。
そしてこれはビジネスを行う上で非常に非常に大事なことになります。